2025年4月16日水曜日

妊産婦のエクササイズは、時期による区別が必要

こんにちは!健康長寿でPPK(ピンピンコロリ)を目指している原田祥子です。

今年度も葛飾区の児童館で産後のピラティスを
区からご依頼を受けて講師として実施しています。

産後の女性の身体を
とにかく何とかしたいというのが私の活動の原点でした。

葛飾区のある児童館で
一昨年度、妊婦さんもお一人、ご一緒にレッスンしたことがありました。

その方は、ヨガのご経験が十分にあり
ご自身からのお申し出で、受付され、
受付された先生も私へお電話で確認があり、
ご参加を許容したのですが、
(その際、出来ること、出来ないこと、
責任が取れないこと、など、ご了承いただいておりました。)
実際お会いして、レッスンにご参加いただいたところ、
インストラクターさんかな?と思うくらい
所作がきれいな方でした。
私自身も妊娠中、動いて良い場所(妊婦不可が多かった)がなくて、
困っていて。だから、参加したいお気持ちがよくわかりました。

妊婦さんがホルモンの影響を受けて靱帯が緩いこと、
過伸展になる恐れがあることを、ご自身が十分ご理解されており、
何も問題なく動けて、産後の方も一緒に出来る動きや、
妊婦の方はやめてくださいねの動きをまぜこぜにして、
実施したのですが、
それでも、念のため、
いつどんな場合に置いても大事な
呼吸に重きを置きレッスンを実施しました。

当方としては、産前と産後は
一緒にはしたくないのが本音です。
理由は、上記にもあるように靱帯がご本人でも自覚しないくらい
柔らかいことがあったり、ほかにも日々の身体の変化が
著しいからです。

妊婦さんは、ホルモンの影響で靭帯が柔らかくなっており、
過剰に関節が動くことがあります。
また、過呼吸や高血圧などの禁忌が
産婦さんと異なります。
妊娠中は3期に分けたいくらい、
お身体の状態が変化し続けており、
ご自身でもご自分の体の変化に、
気づけていないことが屡々あります。

ですので、
産む主体である女性自身が
もっと身体に意識を向けて、
自分を知って、未来を変えていけるよう
心底願っています。

…願うだけですみません。

たった一時間のレッスンでも、十人十色で、
お一人お一人、状態が違う“からだ”を持っています。
どうか、自分で自分を知る訓練だと思って、
真剣に参加なさってください。



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