2015年10月20日火曜日

夏見ピラティス 背中と腕を分けて考える 

こんにちは! 千葉の幕張本郷で産前産後のピラティスクラスを開催しております、 PILATES s_field 原田祥子です。 

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今日は、船橋市夏見ピラティスでのレッスンでした。
日本人女性の多くが、
おそらく苦手な姿勢、四つ這い。
今日はそこを、深めていきました。

四つ這いの姿勢は、いつやっても、
どれが正しいんだかよくわからい姿勢ではないでしょうか?

そして、なんだかわからないまま、やった気になって、とりあえず、身体は動かしたのだし、
とご自身を納得させようとしていらっしゃるのでは?

実際私もそうでしたが^^;
背骨をニュートラルに保つ、と言っても、実際やってみると、
少し、背中が丸まっていたり、逆に反っていたり、
また、肩甲骨の治まる場所がつかめず、
縮こまって、子猫が母猫につまみあげられたときのようになってしまいがち。

和室でなく集会室を使用した今日のレッスンでは、
壁を使って、四つ這い姿勢を、身体の感覚で覚え直していただきたく、
2通りの方法をやってみました。

そう、ピラティスは姿勢の再教育とも言われているのです!!

ひとつめ。
壁に背中をペタッとくっつけて、
肩、肩甲骨を感じ取って、
腕がどんなポジションか。

肘を完全ののばしきってしまうことが、
肩まわりを壁から引き離してしまう原因になっていた方も。
そして、
その肘を緩めると、肩と背中の感覚、それらと腕は分けて感じられたのではないでしょうか?

続けて、肘の内側を向い合せて、つまり肘をロックしないで、ということも、
お話しさせていただきました。
肘でロックするから、肩甲骨が収まり悪くなる。
肘に引っ張られる形で、肩が丸まっているわけですね。
または、背骨が吊り橋のように肩から下がり、首をちぢめて猫つまみさんになってしまう、と。

このあたり、実感していただけたようです。


ふたつめ。
壁に向かい両手をついて、
肩を介した体幹と腕の関係を見ていただきました。
通常の四つ這いと違って
体幹部の重さを手と膝で受けず、
したがって、背中、肩、腕を認識しやすかったのでは?
身体感覚として得られたら、目安として、視覚も活用します。

鎖骨を横に長く伸ばしたまま・・・
視界がどうなっているのかな、というのを基準にしてみました。

また、頭の重さを背中で支えていたら、
頭と両肩で、背中側に二等辺三角形を描き出すことができます。

きっと、イメージしていただけたと思ってますが、いかがでしょうか?

脇も空間が空きすぎていたり、縮めていたり、がないところ、を探すと、
膝立ちの状態で、立っている姿勢が、壁から遠かった、という方の方が多かったです。

ご自身の身体の尺を知っておくと、
どこで、力を無駄にしているかつかみやすくなります。

四つ這い姿勢では、肩の真下に手を付きたいのですが、
これは高床式の住居の脚の部分を腕で担っているようなもので、
頭側に、両手がずれていると、首のあたりでなんとか耐えようとして、負荷がかかります。
すると、わざわざ肩こりになる動きをしていることになり、
体幹を整えて、姿勢を美しくするという目的から遠ざかってしまうのです。

文字だけではお伝えできるものも限られてしまうかしら・・・
と思いつつ、イラストを描いて残しているのですが、
これをアップできない今日でありました。ごめんなさい。

次回まで約1か月、
身体と心にやさしい時間を送ってください。
たまに、背中へ意識を向けてくださいね。

他に、呼吸の際の背中側の筋肉の動きもお伝えしました。
吐くときに背部肋骨下部と腰のあたりに、収縮が得られるように
持っていきたいですね。

気温が低くなると身体を縮こまらせがちです。
芯から動けるよう表面のこわばりをとっていきましょう!!

次回11/19も楽しみにしております。












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