2015年1月9日金曜日

疲れない抱っこの仕方

こんにちは!PILATES s_field 原田祥子です。

先日の産後クラスにて、
はらっぱのA先生が「健診でお見かけするママたちが、抱っこひもしてても腰痛とかあるみたい・・・」
と仰っていました。

そうですね。私も経験ありますから。特に1人目の時には、ベビービョルンを使っていましたが、
重くなるのが早く、6か月で9kg、そのときは、辛かったですな・・・。

ここで学びました。
からだ全体とそのつながりを。
その証拠に2人目の際には、ピッ●エ●キバンのお世話になっていません。

素での抱っこなら、
縦抱っこの下の手をう裏けん(ってこんな言い方ある?)にすると、いくらか軽減される。

一番重要なのは、
骨盤底筋を使えているか。
骨盤の角度。
レッスンの際にはお伝えしていますが、骨盤前側の骨の出っ張り3か所を、
立っている際には床に対して垂直にします。

それから、どうしても胸の前にだっこする場合には、
赤ちゃんと自分の肋骨をまとめて、腰に乗っける格好になるので、
(夜中の授乳などもあり、背中バキバキにこわばっています。
産後6か月にもなれば、疲労は蓄積されているし無理もありません。)

腰椎を伸ばす意識(=腰を折らない・そりすぎない・骨に寄りかからないで筋肉を使って姿勢を保持する)
すると、
お腹も恥骨から鳩尾(みぞおち)までまっすぐ立てなくてはならなくなる。

この通りにやるだけで、横から見た姿は別人のようになるはずです。
鏡に全身を映してみてください。
お尻の下の肉を落としたければ、
太もも前側の付け根をよく伸ばすこと。上記と同時に叶います。身体は連動しています。

もっと、お一人おひとりに合う説明の仕方があると思うのですが、
骨より筋肉を使うと、骨・関節が自由度を増し、

「骨格を正しい位置にしていれば、身体を機能的に使える」
というピラティスの第一義的なものを、体現できるはずなんです。

ですが、普段から、筋肉や身体への意識もないままだと、
やはり産後慣れない生活に慣れるのに精いっぱいで、
自分の身体ケアまで回らないのが実際のところかなと思うので、
ぜひ、これからは、出産前に身体づくりをなさってください。

産後も、できるだけ早いうちに、身体、骨、筋肉、バランスよく整えましょう。
食事法も呼吸法も、できる範囲で取り入れれば、
一人目より二人目の出産後は楽♪といえます。

一人目ちゃんが鍛えてくれていると思って、頑張ってください!!
食事作り、掃除に洗濯・・・、と毎日同じことの繰り返しでも、
やがて多くの実りがもたらされます。

ガンバレ!!



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