2015年1月9日金曜日

会陰切開したくない方へ 呼吸法

こんにちは PILATES s_field 原田祥子です。

今日は、安産のための呼吸法をご紹介。
会陰切開、できれば避けたい方向けです。



まず、イメジェリーから。視覚的なイメージを持つということ。

【会陰が開くイメージ】
固かったバラのつぼみが次第に柔らかく花開く、色はうっすらピンクとか。

【陣痛に対するイメージ】
寄せては返す波のように、とか。

イメージは味方してくれます。具体的であればあるほど、力強いサポーター!
この他、音・色・においなどもイメージしてください。
*バラの季節でなければ、椿でも山茶花でも梅でも桜でも
*波の音=春の穏やかな海の波打ち際、のように。

※豆知識※会陰が柔らかくなる様子を花でイメージするならできれば、
ラナンキュラスのような幾重にも花弁が重なったもの、次から次に内側から膨らむように花弁が開いていくものの方が、」より長くなるかもしれない陣痛の際に役立つかもしれませんね。


ラナンキュラスです。画像はこちらからお借りしました。


さて、本題の呼吸法ですよ!


陣痛の合間に・・・鼻呼吸(睡眠時などに皆さん無意識にやってる腹式呼吸)
―陣痛は長くて90秒。それを抑えて冷静に呼吸に集中しましょ。母なんですもの。―

陣痛が強まり、例えば10分間隔などで、でも子宮口開いてなく助産師さんが「まだいきまないで」という場合・・・犬の呼吸(胸式呼吸で犬が散歩しているときのようなハッハッという呼吸。短く刻むので短促呼吸などと呼ばれることもあり。武道系のお腹から出すハッという域に近い、太く吐く感じ。なので、首から上だけでハッハッでは弱すぎです。ここは練習して、のどもトレーニングしてください。)

いよいよご出産~・・・「いきんでください」と言われたら、風船の呼吸(ほっぺたを風船のようにふくらませて、一気にふぅ~です。)
image①年齢分のロウソクが乗ったバースデーケーキを想像して、ロウソクの火、一気に吹き消します。
image②昔話の北風と太陽の北風さんになったつもりで、頭の後ろに袋を持っているような感じで、そこから一気に前にふぅ~~~!
ここで肝心な場所に力をいれます(骨盤底はストレッチされているし、押し出す力も必要だし、赤ちゃんも頑張ってますしっ)。私の親世代などは、訳も分からず、しかめっ面で一生懸命分娩に臨んだあけく、吸引とか看護士さんに乗られて押し出されてプロレスのような状態、うんざりして嫌だという気持ちも失せて力もなくなり、お産が進まず叱られる・・・のような悪循環出産にもなったと言っています。さらに顔にばかり力が入ると、毛細血管が切れて翌朝赤くパンパンに腫れます。ベビー出産に面会多数のこともおありでしょうから、しっかりやりきりましょう。)


以上となります。
鼻・犬・風船というのは、どれも、
福岡市にある東野産婦人科(私も二人ともこちらで出産しました。)で、
以前ヨガを教えていらっしゃったN先生に教わった方法です。
特に、ドコソコ養成講座で資格取りました~的ものではないです。
N先生もネット世界の人ではないので口承ものだと思います。
2006年当時のもの。下の子の時にはもう他の先生方に代わられていました。

本当に、これは役に立って、マタニティクラスにいらっしゃる生徒さんへの伝承秘技です^^

それでは、楽しい連休を迎えられますように~!

次回は、疲れない抱っこの仕方をお伝えしたいとおもいます。
お目通しありがとうございました♡

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